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プレスリリース

デル、アセンテック、データコア・ソフトウェア 先進ソリューションにより
低コスト、低リスクでストレージ移行を実現する
「アセンテック-DELL ストレージ移行サービス」発表

2013年5月30日
アセンテック株式会社


 デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎、以下、デル)と、仮想デスクトップトータルソリューションベンダーであるアセンテック株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:佐藤 直浩、以下アセンテック)と、ストレージハイパーバイザー製品をグローバルで展開するデータコア・ソフトウェア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ピーター・トンプソン、以下データコア)は、低コスト、低リスクでストレージ移行を実現する「アセンテック-DELL ストレージ移行サービス」を、本日より提供開始します。

 ストレージにおけるデータの信頼性は経年劣化します。そして、このリスクを放置すると企業の事業継続性は困難になります。さらに、データ増加、パフォーマンス要求、耐用年数経過など、常に内外の脅威にさらされています。これらの課題に対する効果的防止策は、ライフサイクルに沿った、ストレージの移行です。しかし、データのストレージへの集積化は、データの可用性をもたらすと同時に、ストレージの移行を困難なものにしました。「アセンテック-DELL ストレージ移行サービス」は、データコアのテクノロジーと高い信頼性を誇るデルのストレージ製品Dell EqualLogic およびDell Compellentを利用し、アセンテックの技術力を組み合わせ、提供します。EqualLogicとCompellentは、適切なデータを適切なストレージに適切なコストで保管するデルが提唱するFluid Dataアーキテクチャに基づき、お客様が情報をより効率的に管理できるよう設計されています。急な変化に迅速に対応し、プライマリデータ、バックアップデータ、アーカイブデータの管理を自動化します。

 「アセンテック-DELL ストレージ移行サービス」は、テラバイト以上のデータ移行を検討しているユーザすべてがターゲットとなり、ストレージの移行を容易に、低コストに、低リスクに実現します。このサービスにより、データの信頼性を回復し、事業継続性の安定化を実現します。
アセンテック-DELL ストレージ移行サービス

特徴

  • 簡単データ移行でストレージを高速リプレイス、お客様のワークロードを激減させます
  • ストレージ機種を問いません、あらゆるストレージで移行をサポート
  • DELL製品についてはEqualLogic、Compellentのストレージラインナップ間で動作検証済み
  • ダウンタイムは最低2回、移行前後のデータを直近に保ち、データの有効性を確保
  • データ移行中もデータアクセス可、ホストのリソースに影響をあたえません
  • 元データに変更を加えない為、低リスクな移行作業を実現
  • 完全なデータ同期がもたらす、安全な移行
  • 環境調査・作業計画・作業実行すべてオールインワンパッケージ
  • お客様が用意するものありません、移行支援機器すべて用意して設置まで致します
  • 移行元・先が異なるロケーションでもWAN越しで同様のサービスを提供

Dell EqualLogicについて

Dell EqualLogicはピアスケーリングアーキテクチャと包括的なソフトウェアのライセンス形態を備えています。追加費用なしでアレイソフトウェアの最新版やアップグレード版が可能なためストレージの総所有コスト(TCO)が抑えられます。デルのiSCSIストレージ製品は、18四半期連続で国内iSCSIディスクストレージシステム市場において出荷金額シェアNo.1(*1)を達成しています。
*1 出典:IDC, Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker 2012Q4

Dell Compellentについて

Dell Compellentは、効率的なストレージ運用と柔軟なデータ管理が可能なため、変化の激しいビジネスニーズに迅速に対応できる仮想化データセンターやクラウドの構築に最適なストレージです。またデータ容量の増加にもエンクロージャを追加することで柔軟に対応でき、SSDやSASなどドライブ規格が混在している場合でも容易に追加や統一が可能となります。

SANsymphony-Vについて

データコアの「SANsymphony-V」はIAサーバ上でストレージ仮想化を実現するソフトウェアです。 異機種・異ベンダのストレージを仮想化し、分散するストレージの一元管理を実現します。 一元管理されたリソースプールから、必要なときに必要な分だけリソースを無駄無く活用する事ができます。 さらに完全に二重化することができるので、ストレージのマイグレーションやメンテナンスを無停止で行える様になります。

SANsymphony-V “Storage Migration Suite”を利用したストレージ移行

Step1 : 事前準備

ストレージ移行作業は環境の確認から行われます。既存ストレージとの接続、LUNの数やサイズの確認、ホストOSの確認などを行いながら、移行のプランを立てます。また、移行用のサーバを用意し、インストールや事前に必要な設定を実施します。

Step2 : Pass-through Diskによる仮想ディスク化

結線を変更し、移行元の既存ストレージとホストの間にDatacoreサーバを接続します。また、同時に移行先の新規ストレージもDatacoreサーバと接続します。移行元の既存ボリュームと、移行先ボリュームの双方をPass-through Disk機能を使って仮想ディスク化します。仮想ディスク化が終わると、ホストOSから既存ボリュームへのアクセスが可能になります。

Step3 : 同期ミラーリング(HA)機能でデータ移行

双方の仮想ディスク間で同期ミラーリング機能を使いデータが移行されます。データのコピーはバックグラウンドで実行されます。この間、ホストからのI/Oを停止する必要はありません。

Step4 : 旧ストレージとDataCoreサーバの取り外し

同期ミラーリングが終了したら、再度結線を変更し、既存(旧)ストレージとDataCoreサーバを取り外します。ホストからボリューム(LUN)の再認識を行えばデータ移行は終了です。
システム構成図

アセンテックが提供する信頼のサービス-シンプルな要望にシンプルなサービスを




デル株式会社について

DELL
デル株式会社は、米国デル社(NASDAQ: DELL)の日本法人として1989年設立。デルは、お客様の声に耳を傾け、お客様のビジネス拡大に貢献する革新的なテクノロジーとサービスを提供するソリューションプロバイダーです。本社所在地は神奈川県川崎市、ほか東京、大阪、宮崎に事業所があります。社員数は1,800人(2012年2月現在)です。

データコア・ソフトウェア株式会社について

DataCore
米国フロリダ州に本拠をおくDataCore Software Corporationは、1998年の設立以来、ストレージ仮想化の先駆として高度な可用性を誇る製品開発を継続し、小規模から大規模な構成まで、あらゆるユーザーのストレージ仮想化ニーズを満たす先進のソフトウェア製品ストレージハイパーバイザーを提供しています。DataCore Softwareのソリューションは、ストレージのイニシャルコストを削減し、ストレージ要件や運用を最適化し、また顧客のシステム投資を保護し、柔軟で段階的な拡張を実現します。製品は、パートナーを通じて提供され、世界各国で多数のユーザー企業のストレージ環境を改善しています。データコア・ソフトウェア株式会社は、その日本法人として2000年に設立され、国内での販売、マーケティング、サポートを行っています。

アセンテック株式会社について

ascentech
アセンテック株式会社は、世界のVDI市場をリードするcitrix社および、米国を始め各国で高いシェアを誇るWyse社の一次代理店です。これと同時に、USBキー一本で簡単シンクライアント化「Resalio Lynx」、VDI環境における印刷課題を解決する「ThinPrint」等を取り扱い、仮想化インフラの設計、構築も含め、「VDIトータルソリューション」カンパニーとしてお客様に付加価値の高いソリューションを提供しています。




<お問合わせ先>
アセンテック株式会社
マーケティング部
TEL:03-5298-1552
お問合わせフォーム

データコア・ソフトウェア株式会社
TEL:03-6695-7013
E-mail:datacore-japan-sales@datacore.com


※本件に掲載する社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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