ホーム > 導入事例 > ネットケアサービス様

導入事例 - ネットケアサービス様

ネットケアサービス様 導入事例

導入の背景

既存環境のVDIでは、リソースプールをメンバー全員で共有していたので、処理負荷の高い作業を行うとシステム全体のパフォーマンスが低下し、他のユーザの業務に影響を及ぼしていた。

選定理由

リモートPCアレイは、低コストでメンテナンスが容易なうえ、各ユーザが個々にリソースを占有できる。

導入製品・サービス


ネットワーク設計・構築・保守をフルサポートするネットケアサービス

ロゴ 株式会社ネットケアサービス(以下、ネットケアサービス)は大阪に本社を構え、ネットワーク設計・保守・サポートをワンストップで提供する企業です。前身はソフトウェア開発を主な事業とする企業の一部門でしたが、1998年に独立して今に至ります。大阪事業所、東京支店、山形営業所、萩テクニカルセンターと主に4つの拠点があり、クライアント先に駐在しているメンバーもいます。
各拠点間に物理的な距離はありますが、テレビ会議やWeb会議システム、スマートフォンやPCを使用したBYOD環境を整備するなど、様々なコミュニケーションツールを駆使しているので業務に支障はありません。さらに昨今の働き方改革の流れもあり、同社はより快適に業務ができる環境を整えるために、VDIソリューションであるVMware Horizonを導入しました。

既存VDI環境の課題解決のため新たにソリューションを検討


株式会社ネットケアサービス
ITソリューション営業部
ゼネラルマネージャー 松岡 俊昭 氏(左)
マネージャー 内藤 良二 氏(中央)
リーダー 横田 研二 氏(右)
VMware Horizonを利用したVDIは、端末や場所に依存せずセキュアな業務環境を確保できます。しかし、リソースプールをメンバー全員で共有していたので、処理負荷の高い作業を行うとシステム全体のパフォーマンスが低下し、他のユーザの業務に影響を及ぼしてしまいます。今回、こうした課題を解決するために、他にソリューションがないか検討を進める運びとなりました。
検討する際にポイントとなったのは、管理に手間が掛からず、一人ひとり十分なリソースを割り当てられるかどうかという点です。さらに、コストを抑えたソリューションであるのも重要です。ネットケアサービスでは情報システム業務を、システムエンジニアが兼務しているため、なるべく負荷をかけず、効率的な運用ができるソリューションであることは必須条件でした。それらの条件を満たすソリューションとして候補に挙がったのが、アセンテックが提供する「リモートPCアレイ」でした。

リモートPCアレイの優位性

リモートPCアレイは、1Uの筐体に20台の物理PCカートリッジを搭載し、仮想デスクトップに必要なCPU、メモリ、ストレージ(SSD)、ネットワークスイッチ、マネジメントソフトウェアをオールインワンにて提供するハイパーコンバージドソリューションです。物理PCにリモート接続を前提にした設計で、ハイパーバイザーが不要です。それにより、インフラ部分のコストならびに、設計・構築期間も劇的に短縮できます。そして仮想デスクトップシステム全体のコストを大きく削減することが可能となり、従来の仮想デスクトップの多くの課題を解決します。また、システムの拡張も1U(物理PC×20台)単位で容易に行えます。
ネットケアサービスがリモートPCアレイを利用する際のメリットは、低コストでメンテナンスが容易なうえ、各ユーザが個々にリソースを占有できる点です。リモートPCアレイは、ハイパーバイザーを利用しないので、仮想化ソフトウェアの調達や保守に掛けていた費用がかかりません。一般的なVDI導入コストと比較すると、1ユーザあたり約50%の削減が可能です。
ハイパーバイザーを使用せずに、ユーザへ独立したPCを割り当てる方法として「ブレードPC方式」が存在しました。しかし、従来製品ではHDDの小型化や発熱対策にも限界があり、VDIと比較すると集約率が劣るなど、十分なコストダウンが図れませんでした。
しかし、近年飛躍的に起こった技術のブレークスルーで、PCの小型化やCPUの高性能化が実現し、HDDも小型化かつ大容量化したSSDが実用化されました。
この技術革新を契機に、アセンテックはAtrust社と共同でリモートPCアレイを開発したのです。アセンテックはもともとAtrust社のシンクライアント製品を取り扱っており、同社のシンクライアント製品の小型化や、省電力化の技術、高い品質に信頼を置いていました。さらに、同社は自社工場を有するため対応が柔軟で、両社にとってより良い開発が可能となりました。
また、リモートPCアレイはカートリッジ型PCを採用しているため、万が一ハードウェアにトラブルが発生しても容易にメンテナンスが可能です。ホットスワップに対応しているため、該当のシャーシを取り外すだけで交換ができ、他のPCの動作を止める必要はありません。容量を拡張する際は1シャーシ単位での追加が可能で、ダウンタイムなしでの拡張ができます。必要なときに、必要な分だけ拡張ができるため、スモールスタートでの運用を希望していたネットケアサービスに最適でした。

十分なリソースを利用できるVDI環境を容易に、低コストで実現

リモートPCアレイはネットケアサービスのニーズを満たすものと判断し、製品を取り扱っているアセンテックへコンタクトを取り、より細かなすり合わせを行いました。ハイパーバイザーもパフォーマンスサイジングも不要とはいえ、設計構築作業に若干の不安があったネットケアサービスでしたが、アセンテックにはきめ細かな設計構築サポートサービスが用意されている点が安心に繋がりました。そこで早速1台を試験的に導入し実際に使用してみたところ、社員から大変満足しているという声が聞こえてきたのです。
最もユーザ満足度が高かった点は、ユーザがそれぞれ十分なリソースを利用できる点でした。
「リモートPCアレイは、ユニット内に格納されている個々のデスクトップ環境へリモート接続するため、CPUやメモリ、HDD等のリソースを一人ひとりが占有できます。このため、あるユーザが処理負荷の高い作業をしても、他ユーザは影響を受けません。万が一、誰かのPCがダウンしてしまっても、他のユーザは問題なく利用が可能です。 」(松岡氏)
今まで共有のリソースを利用していた際は、タイミングによってはパフォーマンスが低下することがありましたが、リモートPCアレイならばそのような心配はありません。夕方などアクセスが集中しがちな時間帯でも快適に利用できる点が、高評価に繋がりました。
さらに、従来のVDIのようにハイパーバイザーを必要としないため、仮想化ソフトウェアのライセンスも不要で、導入コストを圧倒的に抑えられる点も高く評価されました。「設計・構築期間が短く、アセンテックでのサポートサービスも受けられるため、非常に容易にVDI環境を利用することができます。 」(松岡氏)

高評価を得た社内導入を踏まえ、今後は他社へも展開

今までVDIというとコストや設計構築の面で負担が大きく、検討を見送らざるを得なかった企業も多くありました。しかし、リモートPCアレイを選択肢に加えるならば、スモールスタートでコストを抑えた導入が可能となります。また、既にVDIを導入している企業にとっても、より重要度の高い業務や緊急時のオペレーション用に利用することで、さらに強靭な体制を整えることができます。
ネットケアサービスは、リモートPCアレイの自社導入が大変高評価だったため、今後は他社向けに販売をしていく予定です。その際は同社が取り扱う、負荷分散機能とSSL-VPN機能を提供しているArrayNetworks製品とセットで販売することで、さらにセキュアな環境の提供が可能となります。
ITインフラ強化に力を入れている同社ですが、その一方でアナログな部分も大事にしています。
「どこでも業務ができる環境を整えつつ、年に一度は全社員を集めてキックオフをしたり、テレビ会議だけでなく現地へも赴くなど、デジタルとアナログをバランス良く融合させるという考えを大事にしています。先進的なテクノロジーを利用しつつも、ビジネスの基本は人と人である点を尊重することで、よりよいコミュニケーションと生産性向上に繋がる働き方改革を推進していきたいです。」(松岡氏)
システム構成

お客様情報

お客様名 株式会社ネットケアサービス
所在地 大阪府大阪市旭区清水5-13-16
事業内容 コンピュータ利用技術の開発/販売、ソフトウェア・サービス、及びコンピューター・コンサルタント
1. ネットワークのコンサルティング・設計・施工・運用支援
2. 光ケーブルを主体に各種通信ケーブルの加工・販売
3. ネットワーク機器の開発・販売
4. 以上に付帯する事項


導入事例