プレスリリース
巣鴨信用金庫が仮想デスクトップ・ソリューションを採用
Wyseシンクライアント500台とシトリックス仮想化ソリューションを導入
〜大幅なセキュリティ性向上と、運用管理の効率化を実現。
さらに消費電力低減等によりTCOを30%削減の見通し〜
2011年4月21日
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
シンクライアントのトータル・ソリューションプロバイダーである株式会社エム・ピー・テクノロジーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社
長 佐藤 直浩、以下 MPT)は、巣鴨信用金庫本支店44ヶ所のクライアント環境の仮想化プロジェクトにおいて、MPTの提供する「Wyse
シンクライアント」および、Citrixの仮想デスクトップソリューションが採用され、本格稼働開始したことを発表します。
同金庫において、以前よりデスクトップ環境における「システムの更新、メンテナンス」の効率化や、「セキュリティ」の向上が課題となってい ました。この課題に対し、今回プロジェクトを共同で推進した日本アイ・ビー・エム株式会社およびMPTは、同金庫内部に、「Wyseシンクラ イアント」および、Citrixによる仮想デスクトップの実証環境を構築し、その検証結果および、5年間でTCO(Total Cost of Ownership) が30%削減されるというコスト試算の結果、仮想デスクトップ・ソリューションの採用が決定しました。
同金庫のシンクライアント環境では、端末に「Wyse S10シンクライアント」を導入し、サーバ側には仮想化環境を実現するCitrix XenAppが搭載されるという構成となっています。このプロジェクトは2009年5月に開始し、さまざまな検証が行われた上で採用に至り、 2010年2月から7月に、8拠点、約200ユーザの移行を完了し、2010年末までには、44の全営業店と本部に拡大されました。最終的には 500台ものWyse S10シンクライアントが導入されました。
これにより、業務データをデータセンター側で管理し、各端末にはデータを保持しないため、強固なセキュリティを実現しました。また、こ れまでクライアント側で実施していたアプリケーションの導入と更新がサーバ側の作業だけで完了することに加え、端末の修理・交換が容 易になることにより、メンテナンス作業の大幅な効率化も実現しました。
さらに利用者側においても、Wyseシンクライアントのわずか6秒という超高速起動により、業務効率が大幅に向上、かつ、各ユーザ固有の クライアント環境がCitrix XenAppサーバ上で仮想的に実現し、ユーザはあたかも自分のPC で作業をしているかのように、オフィス・ア プリケーションなどを使用でき、これまでの業務環境と変わらない利便性がもたらされました。
このWyseシンクライアントと仮想デスクトップ環境の導入により、運用・管理面の劇的な効率化や、端末の起動時間の短縮、消費電力の大 幅な低減、さらに、端末の修理や交換の負担低減などにより、大幅なTCO削減を見込んでいます。試算によると、5年間の累計コストが約3 割下がると期待されています。
さらに、ユーザ管理を中央で一括して行えるため、ユーザ・グループごとに利用可能なアプリケーションを設定するなどの制御を行うことが でき、ユーザのアクセスについても、いつ何処で誰が何を使用したかという詳細なログがサーバ側に記録されるため、不正アクセスの防止・ 検知に役立つなど、セキュリティレベルが飛躍的に向上します。これにより、高い社会的責任を要求される金融機関として、それに十分応え るだけのIT基盤の確保が可能となりました。
MPTは今後もパートナーを通じ、仮想デスクトップ・ソリューションの提供により、金融機関を始めとした企業や、自治体・官公庁における デスクトップ環境最適化に取り組み、セキュリティ性の向上や運用管理面の効率化によるITコスト削減、またグリーンITの実現に貢献して まいりたいと考えています。
同金庫において、以前よりデスクトップ環境における「システムの更新、メンテナンス」の効率化や、「セキュリティ」の向上が課題となってい ました。この課題に対し、今回プロジェクトを共同で推進した日本アイ・ビー・エム株式会社およびMPTは、同金庫内部に、「Wyseシンクラ イアント」および、Citrixによる仮想デスクトップの実証環境を構築し、その検証結果および、5年間でTCO(Total Cost of Ownership) が30%削減されるというコスト試算の結果、仮想デスクトップ・ソリューションの採用が決定しました。
同金庫のシンクライアント環境では、端末に「Wyse S10シンクライアント」を導入し、サーバ側には仮想化環境を実現するCitrix XenAppが搭載されるという構成となっています。このプロジェクトは2009年5月に開始し、さまざまな検証が行われた上で採用に至り、 2010年2月から7月に、8拠点、約200ユーザの移行を完了し、2010年末までには、44の全営業店と本部に拡大されました。最終的には 500台ものWyse S10シンクライアントが導入されました。
これにより、業務データをデータセンター側で管理し、各端末にはデータを保持しないため、強固なセキュリティを実現しました。また、こ れまでクライアント側で実施していたアプリケーションの導入と更新がサーバ側の作業だけで完了することに加え、端末の修理・交換が容 易になることにより、メンテナンス作業の大幅な効率化も実現しました。
さらに利用者側においても、Wyseシンクライアントのわずか6秒という超高速起動により、業務効率が大幅に向上、かつ、各ユーザ固有の クライアント環境がCitrix XenAppサーバ上で仮想的に実現し、ユーザはあたかも自分のPC で作業をしているかのように、オフィス・ア プリケーションなどを使用でき、これまでの業務環境と変わらない利便性がもたらされました。
このWyseシンクライアントと仮想デスクトップ環境の導入により、運用・管理面の劇的な効率化や、端末の起動時間の短縮、消費電力の大 幅な低減、さらに、端末の修理や交換の負担低減などにより、大幅なTCO削減を見込んでいます。試算によると、5年間の累計コストが約3 割下がると期待されています。
さらに、ユーザ管理を中央で一括して行えるため、ユーザ・グループごとに利用可能なアプリケーションを設定するなどの制御を行うことが でき、ユーザのアクセスについても、いつ何処で誰が何を使用したかという詳細なログがサーバ側に記録されるため、不正アクセスの防止・ 検知に役立つなど、セキュリティレベルが飛躍的に向上します。これにより、高い社会的責任を要求される金融機関として、それに十分応え るだけのIT基盤の確保が可能となりました。
MPTは今後もパートナーを通じ、仮想デスクトップ・ソリューションの提供により、金融機関を始めとした企業や、自治体・官公庁における デスクトップ環境最適化に取り組み、セキュリティ性の向上や運用管理面の効率化によるITコスト削減、またグリーンITの実現に貢献して まいりたいと考えています。
■ 巣鴨信用金庫
1922年(大正11年)、相互扶助・非営利・協同の精神のもと「有限責任信用組合巣鴨町金庫」として創立。1997年(平成9年)に「喜ばれ ることに喜びを」をモットーに「金融機関」から「金融サービス業」への転換を図る。2006年(平成18年)からは「金融サービス業」をさら に一歩進めた「金融ホスピタリティ」を掲げ、よりお客様にご満足いただける信用金庫を目指している。
本店所在地: | 東京都豊島区巣鴨2丁目10番2号 |
出資金: | 28億8,700万円(2010年3月現在) |
従業員数: | 1,203名 |
■ 株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
代表取締役社長: | 佐藤 直浩 |
設立: | 2009年2月 |
本社所在地: | 東京都新宿区富久町8ー21 T&Tビル1F |
事業所: | 東京都千代田区神田練塀町3 アキバプラザ7F |
資本金: | 5,000万円(2011年3月31日現在) |
事業内容: | 仮想化ソリューション、セキュリティソリューション提供 ITインフラ構築 |
URL: | http://www.ascentech.co.jp/ |
<本件に関するお問合わせ先>
株式会社エム・ピー・テクノロジーズ
TEL:03-5298-1551
お問合わせフォーム
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