プレスリリース

　アセンテック株式会社（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：佐藤 直浩、以下アセンテック）は、消費電力をわずか9.2ワット（稼働中）に抑えつつ、高パフォーマンスを実現した最新型シンクライアントである「Wyse D class」の国内販売を本日より開始します。

　Wyse D classは、デュアルコアプロセッサを搭載し、性能向上を図ることにより、高解像度マルチメディア、音声およびビデオ機能に対応、これに加え、稼働中の消費電力を9.2 ワットに抑え、エネルギー効率を向上しています。また、Microsoft Windows Embedded Standard 7対応の「Wyse D90D7シンクライアント」およびMicrosoft Windows Embedded Standard 2009対応の「Wyse D90DWシンクライアント」の2モデルをラインアップしています。

　Wyse D class シリーズの「Wyse D90D7シンクライアント」および「Wyse D90DWシンクライアント」特長と機能は以下の通りです。

• ハードウェアアクセラレータを搭載したデュアルコアプロセッサとデュアルHDモニターなどの機能により、2D、3D、HD ビデオアプリケーションに対応
• 高品質のグラフィックス性能を実現。標準ベンチマークテスト「Passmark Performance Test 7.0」によると、グラフィック性能が他社のミッドレンジクラスのシンクライアント製品と比較して2Dで最大43%高く、3Dで最大76%高いことが明らかになっています。

• Citrix Receiver, Microsoft RDP, VMware View Client、Internet Explorer等の必要なローカル機能は既に搭載済み
• Wyse Device Manager の利用により、パッチ処理やアドオン/ファームウェアアップデート管理が簡素化

• ディスプレイ、周辺機器、柔軟なネットワークの多様なコネクティビティをサポートし、さらにストレージやI/O の選択肢も豊富に備える
• ギガビットイーサネット、802.11 a/b/g/n シングルまたはデュアル帯域のワイヤレスおよびBluetooth に対応（オプション）
• USB 2.0 ポートを4 つ搭載
• 170（高さ）x 185（奥行）x 40（幅mmのコンパクトなサイズで、多様な用途で使用可能

• 稼働中の消費電力はわずか9.2ワット
• ENERGY STARR Version 5.0 Thin Client仕様に準拠

　Windows Embeddedを搭載するWyse D90シリーズは、端末アセット管理、ファームウェア/パッチ配信、リモート制御機能を行う管理ソフトウェアWyse Device Manager (WDM)に対応しています。また、Citrix、Microsoft、VMware等の接続設定などを一括設定（ゼロコンフィグレーション）可能なWyse Configuration Manager（WCM）に対応しています。さらに、仮想デスクトップ環境におけるユーザーエクスペリエンスを最適化するWyse TCXやWyse Virtual Desktop Accelerator（VDA）にも対応しているため、パフォーマンス、ローカル機能の柔軟性を必要とする環境においても最適な端末となります。