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FAQ
シンクライアント、Dell Wyse ThinOSの概要
Q:シンクライアントとはどんなものですか
イメージとしては、ハードディスクを搭載せず必要最低限の機能に特化した PC です。
データをローカルに保持しないため、セキュアな状態を保つ事が出来ます。
データをローカルに保持しないため、セキュアな状態を保つ事が出来ます。
Q:シンクライアントのメリットとは何ですか
管理コストの削減、セキュリティ対策など様々な面においてメリットがあります。
シンクライアントはハードディスクが搭載されておらず、データーをサーバー側で一括管理可能なため、統制が容易になります。
基本的に OS やアプリケーションの設定を個々に行わず、サーバー側で集中的に管理できるため、管理コストを抑制する事が出来ます。
また、ハードディスクが搭載されていない事と同じく、その他の駆動部分も少ないため、物理的な故障の確率が低くなります。
さらに、消費電力が少ないというメリットがあります。消費電力については こちら をご覧ください。
シンクライアントはハードディスクが搭載されておらず、データーをサーバー側で一括管理可能なため、統制が容易になります。
基本的に OS やアプリケーションの設定を個々に行わず、サーバー側で集中的に管理できるため、管理コストを抑制する事が出来ます。
また、ハードディスクが搭載されていない事と同じく、その他の駆動部分も少ないため、物理的な故障の確率が低くなります。
さらに、消費電力が少ないというメリットがあります。消費電力については こちら をご覧ください。
Q:Dell Wyseシンクライアントのメリットは何ですか
シンクライアントに最適化された独自開発のOS「Dell Wyse ThinOS」(WTOS)を搭載しているため、高速起動、セキュリティ対策、管理コストの削減など様々なメリットがあります。
- 端末へのコンフィグレーションは不要(ゼロコンフィグレーション)
- 端末へのセキュリティパッチ/ウイルス対策は不要
- ローカルデバイスの利用を簡易に操作(デフォルト禁止)
- 10秒程度の高速起動とマルチメディア対応による高速動画再生
Dell Wyse ThinOSのメリット
メリット | 説明 |
---|---|
セキュリティの向上 |
独自OSの利用により、ウィルス対策等の必要なし OSの改変、独自アプリケーションのインストールや操作は不可能 ローカルフラッシュメモリにデータを保存しない |
管理コストの削減 |
FTPサーバーによる端末一元管理が可能なため、各端末上での個別設定が不要 FTPサーバーからのファームウェアの高速アップデートが可能 WDMによる資産管理、リモート管理(Wake On LAN、シャドー等)が可能 |
端末コストの削減 |
特定機能特化により安価な端末を実現 ICA/RDP/PCoIPに必要な機能のみを盛り込んだ無駄のないファームウェア(OS) ファンレス、ディスクレスにより、ハードウェアの耐久性が高い |
生産性の向上 |
独自OSの起動が約10秒であるため直ぐに作業が開始可能 ICA/RDP/PCoIPによる必要な機能のみをクライアントへ配信可能 クライアント上への設定を全て中央管理可能なため端末の移動が容易 |
ICA/RDP/PCoIPに特化したDell Wyseシンクライアント

Q:Dell Wyse シンクライアントと PC について、
消費電力やエネルギー効率の違いはありますか
一般的な PC 構成と比較して、消費電力が低く寿命も長いと Dell 社より発表されています。また、世界共通の環境基準認証(ISO14001※1、RoHS※2、WEEE※3など)も受けています。Dell Wyse シンクライアントの導入により、事業で排出される CO2 の量は大幅に軽減され、ユーザーは "地球に優しいコンピューティング活動(Earth Smart Computing)" を推進する事ができます。これは Green Computing/Green IT の概念にも通じます。
Dell Wyse シンクライアントはエネルギー効率が高く環境にやさしい設計を導入しており、Dell Wyse シンクライアント 3010(旧T10)モデルの消費電力は、アプリケーション稼働時で約 (7.2 ワット)。この数字は、一般的な PC の 10% 程度となります。
Dell Wyse シンクライアントはエネルギー効率が高く環境にやさしい設計を導入しており、Dell Wyse シンクライアント 3010(旧T10)モデルの消費電力は、アプリケーション稼働時で約 (7.2 ワット)。この数字は、一般的な PC の 10% 程度となります。
※1:ISO14001 とは、国際標準化機構 (ISO:International Organization for Standardization)が発行した、環境マネジメントシステム(EMS:Environmental Management Systems)の国際規格です。
※2:RoHS(Restriction of the Use of CertainHazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment) とは、EU(欧州連合)が施行した電気電子機器への特定有害物質の規制です。
※3:WEEE (Waste Electrical and Electronic Equipment) とは、廃電気電子製品の資源消費と環境汚染低減を目的とする指令で、RoHS と共に公布・施行されました。
※2:RoHS(Restriction of the Use of CertainHazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment) とは、EU(欧州連合)が施行した電気電子機器への特定有害物質の規制です。
※3:WEEE (Waste Electrical and Electronic Equipment) とは、廃電気電子製品の資源消費と環境汚染低減を目的とする指令で、RoHS と共に公布・施行されました。
Dell Wyseシンクライアントの消費電力比較
状態 | 状態の説明 | 消費電力 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
3010 | 7010 | 5010 | |||||
電源OFF | 電源ケーブルをターミナルに接続した状態で、ターミナルの電源をOFFにしている状態 | 1.8W | 0.86W | 0.54W | |||
最低 | 端末にキーボード/マウスが接続されている状態で、ターミナルは、サーバー接続している状態(特にセッション内での操作当は無)。端末電源はONの状態にある。モニタの電源は、スタンバイ(スリープ)モードの状態。 | 6.8W | 8.8W | 7.3W | |||
平均 | 端末にキーボード/マウスが接続されている状態で、電源はONの状態にある。サーバーへ接続し、Microsoft Wordアプリケーション等のプログラムを実行し、入力作業をしている状態。 | 8.1W | 10.0W | 7.9W | |||
高負荷 | 端末にキーボード/マウスが接続されている状態で、電源はONの状態にある。サーバーへ接続し、グラフィックス テスト ツールを実行して端末 CPU に負荷をかけた状態。 | 10.0W | 18.1W | 14.9W |
Q:ゼロコンフィグレーションとは何ですか
箱を開けてすぐに利用可能。WTOSの設定ファイルでの管理により、一切のカスタマイズ設定なしでサーバーに接続する機能を意味します。

Q:Dell Wyse Thin OSの安全性について教えてください
Dell Wyse Thin OS は、他のシンクライアント OS(Windows Embedded Standard や Linux 等)に比べ、必要最低限のサービスのみ搭載しているため、改変のできない非常にセキュリティの高い OS といえます。
Q:どのような用途で Dell Wyse 端末を選定すればよいですか
以下製品マトリクス表をご参考ください。また詳細は製品ラインナップ をご確認ください。

Q:Dell Wyse シンクライアントのモデル・スペックはどんなものがありますか
ユーザーの用途に合わせ様々なラインナップをご用意しております。
詳しくは製品ラインナップ をご覧ください。
詳しくは製品ラインナップ をご覧ください。
Q:Dell Wyse シンクライアントはどのような環境で使えますか
Dell Wyse シンクライアントは SBC※1 方式、VDI※2 方式でご利用頂けます。
※1:SBC (Server Based Computing) とは、クライアント・サーバー環境において、クライアントで入力を行い、サーバーで処理を実行してクライアントに結果を返すサーバー主体のコンピューティング環境です。
※2:VDI (Virtual Desktop Infrastructure) とは、仮想化ソフトによりサーバー上に複数の仮想マシンを稼働させるコンピューティング技術です。
※2:VDI (Virtual Desktop Infrastructure) とは、仮想化ソフトによりサーバー上に複数の仮想マシンを稼働させるコンピューティング技術です。
Dell Wyseシンクライアントターミナル:SBC
サーバー製品 |
Citrix XenApp Server Remote Desktop Service (Windows Server) |
---|---|
優位性 |
・サーバー1台辺りのユーザー集約数が多い ・アプリケーション共有による有効リソース利用 ・管理コンソールによるサーバー統合管理 ・スケールアウト(サーバー増設)が容易 ・ネットワークパフォーマンスの向上 |
課題点 |
・アプリケーションの互換性テストが必要 ・動画処理パフォーマンス ・サーバーデスクトップの利用 |
本ソリューションが最適な環境は… |
一般的オフィス/業務アプリケーションを利用する環境に最適。3Dグラフィック、開発等、リソースを多く利用するソフトウェアや、カスタムアプリケーションを利用/追加する場合、システム上の構成や互換性テストが必要となるため、不向きとなる。 オフィスワーカーへのOSへの柔軟性を持たせない(ソフトウェアインストール等)場合、最適なソリューション。 |

Dell Wyseシンクライアントターミナル:VDI
サーバー製品 |
Citrix XenDesktop VMWare Horizon with View |
---|---|
優位性 |
・アプリケーションの互換テストが不要 ・フルデスクトップの利用 ・管理コンソールによるサーバー統合管理 ・各ユーザーへの柔軟な設定が可能 ・ネットワークパフォーマンスの向上 |
課題点 |
・サーバー1台辺りのユーザー集約が制限 ・動画処理パフォーマンス ・メモリ/ストレージ等、多くのリソースが必要 |
本ソリューションが最適な環境は… |
ユーザーがクライアントOSのフルデスクトップ環境を利用し、業務アプリケーションで作業をする場合に最適。 各ユーザーに固有のデスクトップ環境であるため、ユーザーへのアプリケーションインストール等の柔軟性を持たせることが可能。 その他、開発系のリソースを利用するようなソフトへの対応も可能となる。 動画処理を多く利用するソリューションに対しては、不向きなソリューションとなる |

Q:Dell Wyse シンクライアントを導入するために必要なものはありますか
以下にシンプルな構成例を説明します。
サーバーベース方式(SBC) | XenServer 等ハイパーバイザー、XenApp サーバー、ターミナルサーバー等仮想化ソフトウェア、ネットワーク機器、Dell Wyse シンクライアント |
---|---|
仮想マシン方式(VDI) | XenServer 等ハイパーバイザー、XenDesktop、VMwareView等仮想化ソフトウェア、ネットワーク機器、Dell Wyse シンクライアント |
Q:Dell Wyse シンクライアントの同梱品は何がありますか
主に端末本体、電源アダプタ・ケーブル、USB キーボード (PS/2 マウスポート・Windows キー付き)、PS/2 キーボード、PS/2 マウス、USB マウス、横置きスタンド、縦置きスタンド、DVI-Iポート/VGA(DB-15)変換アダプタ、ワイヤレスアンテナ、デュアルディスプレイ用スプリッター等がございますが、端末の種類やお客様のオーダーによって同梱されるものが異なります。

Q:Dell Wyse シンクライアントを利用するにあたって、本体以外に最低限必要なものは何ですか
Dell Wyse シンクライアントには、キーボードとマウス、AC アダプタが同梱されていますので、モニターをご用意いただければシンクライアント側の準備は完了です。
ノート型シンクライアントに関してはモニターをご用意いただく必要はございません。
ノート型シンクライアントに関してはモニターをご用意いただく必要はございません。
Q:利用実績より、どのようなディスプレイが推奨されますか
お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
Q:デュアルモニターに対応していますか
基本的にデュアルモニターに対応しています。 ただし、オプションのデュアルディスプレイ用スプリッターを購入していただく必要があります。
Q:ディスプレイへの取り付けは可能ですか
はい、VESA 規格対応のモニタには搭載が可能です。
シンクライアントの管理、製品仕様について
Q:Dell Wyse シンクライアントの管理ツールはありますか
WTOS の中央管理する手段として、FTP (Web) サーバー と Dell Wyse Device Manager があります。FTP (Web) サーバーによる中央管理は、以下図を参照ください。
また、Dell Wyse Device Manager につきましては Dell Wyse Device Manager とは何ですかをご参照下さい。
DHCP サーバーでは、オプションタグを使用し、WTOS 起動時に特定の設定(Web サーバー、VDIブローカー、Web Interface サーバー等の指定)を付与することが可能となります。WTOS の詳細設定(ICA・RDP 接続設定、デスクトップ環境、ルート証明書等の管理など)は、Web サーバー上で実施されます。
また、Dell Wyse Device Manager につきましては Dell Wyse Device Manager とは何ですかをご参照下さい。


Q:Dell Wyse Device Manager とは何ですか
Dell Wyse Device Manager(WDM) は、ローカルやリモート、有線や無線などの環境で、Dell Wyse シンクライアント機器を、IT 管理者が中央から管理 / 制御することを可能にするソフトウェアです。お客様の IT 管理を簡素化、サポートします。
基本的にすべての Dell Wyse シンクライアントには WDMのワークグループ版のライセンスが付属していますので、ハードウェア、OS、ネットワーク情報などを容易に管理可能となります。 Dell Wyse Thin OS (WTOS) では、OS の更新や動作環境の設定は FTP サーバーを介して行います。DHCP 環境であれば、基本的に事前設定がなくても動作環境の設定が行えます。Windows XP Enbedded や Windows Enbedded Standard 等、Windows ベースの OS では、OS の更新やパッチの配布は WDM を介して行います。
Dell Wyse Device Manager の機能
- 全 Dell Wyse シンクライアントターミナルを管理可能
- TC ターミナルの状態把握、グループ化による管理
- リモート起動、停止、再起動
- リモートシャドーによる TC ターミナルの操作
- ファームウェアアップグレード、アプリケーションの配信
- レポートログ機能によるログ管理
- その他機能

Q:Dell Wyse Device Manager は無償で利用可能ですか
Dell Wyse Device Manager は無償版 (ワークグループ版) でも利用可能ですが、制限があります。
詳細はお問い合わせフォーム よりご連絡ください。
詳細はお問い合わせフォーム よりご連絡ください。
Q:OS 更新はどうすればできますか
Q:USB 周辺機器は利用可能でしょうか
Q:新たなドライバーを導入できますか
Dell Wyse ThinOS は Dell Wyse が独自開発した OS ですので、Dell Wyse 以外でドライバーやアプリケーションを導入することはできません。
Q:Windows Enbedded Standard の場合、Microsoft社から毎月提供されるセキュリティパッチはどのように適用しますか
セキュリティパッチは Dell Wyse 社が OS 毎に提供するものを利用いただきます。
Q:Dell Wyse シンクライアントの最新ファームウェアはどこから入手できますか
別途ソフトウェアメンテナンスを契約いただく事により、Dell Wyse 社の Web サイトから入手できます。
ご契約に関しましては、お問い合わせフォーム からご連絡ください。
ご契約に関しましては、お問い合わせフォーム からご連絡ください。
Q:ソフトウェアメンテナンスとは何ですか
Dell Wyse 端末に搭載されているソフトウェアを更新するための有償プログラムの事です。
Q:Dell Wyse 端末は二要素認証と組み合わせられますか
問題発生時の対応について
Q:Dell Wyse 端末で問題が発生した場合どのようにすればいいですか
弊社では別途ご契約いただいたお客様向けに Dell Wyse テクニカルサポートを提供しております。
詳細はお問い合わせフォーム よりご連絡ください。
なお、端末の故障等、ハードウェアの問題が考えられる場合は、Dell Wyse 端末が故障したときはどうすれば良いですかを確認ください。
詳細はお問い合わせフォーム よりご連絡ください。
なお、端末の故障等、ハードウェアの問題が考えられる場合は、Dell Wyse 端末が故障したときはどうすれば良いですかを確認ください。
Q:Dell Wyse 端末が故障したときはどうすれば良いですか
Dell カスタマーサポート(0120-198-435)に電話後、音声ガイダンスでソリューションIDの入力を求められますので2を押したあとにソリューションID「2001003」をご入力いただきますとWyse担当者へとつながります。
その際に下記項目を確認いたしますので事前にご準備ください。
- シリアルナンバーの確認
- 機種名の確認
- 症状の確認
- 連絡先電話番号、メールアドレス
Dell カスタマーサポート 電話番号 |
0120-198-435 |
---|---|
営業時間 | 月曜日~金曜日 9時~17時 |
ソリューションID | 2001003 |
導入事例、導入方法、貸し出しについて
Q:Dell Wyseシンクライアントの事例を教えてください。どのような環境で利用可能ですか
Q:Dell Wyse 製品を購入するにはどうしたらよいですか
お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
Q:各 Dell Wyse 製品の価格をおしえてください
お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
Q:各 Dell Wyse 製品の価格をおしえてください
お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
Q:Dell Wyse シンクライアントを試用することはできますか
貸出機をご用意しています。お問い合わせフォーム よりご連絡ください。
また、弊社ショールーム(東京・秋葉原)にてシンクライアント環境を常設展示しております。見学をご希望の場合は、VIC見学お申し込みフォーム よりご予約ください。
また、弊社ショールーム(東京・秋葉原)にてシンクライアント環境を常設展示しております。見学をご希望の場合は、VIC見学お申し込みフォーム よりご予約ください。
Q:Dell Wyse の技術情報はありますか
弊社では Dell Wyse テクニカルサポートを購入いただいたお客様、および Dell Wyse パートナープログラム加入社様向けに 「サポート技術情報」 を公開しています。
お申し込みにつきましては、お問い合わせフォーム からご連絡ください。 また、Dell Wyse 社 Web ページSelf-Service の "Knowledge Base" では、さまざまな既知問題、技術情報を公開しています。
お申し込みにつきましては、お問い合わせフォーム からご連絡ください。 また、Dell Wyse 社 Web ページSelf-Service の "Knowledge Base" では、さまざまな既知問題、技術情報を公開しています。
Q:Dell Wyse パートナープログラムとはなんですか
こちら をご確認ください。
Q:アセンテックへ Dell Wyse 端末の購入相談するメリットはなんですか
弊社アセンテックは、仮想デスクトップに特化したシステムインテグレーターで、日本国内に 3 社ある Citrix 社認定ディストリビューター のうちの 1 社です。
シンクライアント端末のみならず、サーバー側 (Citrix 環境) も含めた仮想デスクトップ環境全体に精通しているため、お客様にとって最適なご提案することが可能になります。
シンクライアント端末のみならず、サーバー側 (Citrix 環境) も含めた仮想デスクトップ環境全体に精通しているため、お客様にとって最適なご提案することが可能になります。
